継続教育研修単位取得制度
金融商品は日進月歩で発達しています。税制も毎年のように見直されています。このような変化に対応できないのではFPの資格も無意味になってしまいますし、FPの肩書きに対する信頼もなくなってしまいます。
そこで、FPの能力を常に一定水準以上に保つために「継続教育研修単位取得制度」が設けられています。AFP資格・CFP資格は2年ごとに資格更新が必要になります。資格更新には一定の継続単位を取らなくてはなりません。
AFP資格については2年間で15単位以上、CFP資格については30単位以上の単位を取得する必要があります。単位を取得し、更新の手続きがなされないと、資格を失う可能性も出てきます。
継続教育研修単位を取得するためにはいくつかの方法があります。
「FPジャーナル」誌上で行われる継続教育テストの受験、日本FP協会支部主催のセミナーへの参加、認定教育機関(予備校等も認定教育機関になっている場合があります)のセミナーへの参加などで、研修単位を取得することが出来ます。務めている会社で行われる研修も、継続教育に該当するものならば単位取得ができます。
単位取得はそれほど難しくないので、あまり気にする必要はないでしょう。肝心なのは、一旦取ってしまえば、永遠に資格が生き続けるわけではないということです。なお、FP技能検定試験は資格更新は不要です。一度取ってしまえば、ほぼ永久に有効な資格です