1級FP試験の内容
1級FP技能検定試験についても見ていきましょう。1級の学科試験の範囲は3級と同じです。試験は基礎編と応用編に分かれます。基礎編の試験形式はマークシート方式の四答択一式で全50問が出題されます。応用編の試験形式は記述式の筆記試験で五題出題されます。試験時間は各150分で200点満点中120点以上で合格となります。なお、CFP試験合格者は1級の学科試験を免除されます。
1級の実技試験の選択科目は金融財政事情研究会実施の試験と日本FP協会実施の試験とで異なります。金融財政事情研究会実施の実技試験では「資産相談業務」が試験科目になっています。試験形式は口頭試問形式で、1人当たり所要時間は15分弱で、2回行われます。
配点は、1回目、2回目とも100点の計200点満点です。200点満点中120点以上の得点で合格になります。日本FP協会実施の実技試験では「資産設計提案業務」が試験科目になっています。試験時間は120分で、100点満点中60点以上の得点で合格となります。