ＦＰ(ファイナンシャル・プランナー）の業務
FP(ファイナンシャルプランナー)は比較的新しい資格で、まだまだ一般市民に定着しているとはいえないかもしれません。「FP」とか、「ファイナンシャルプランナー」という言葉はほとんどの人が聞いたことがあると思いますが、FPに対するイメージは人それぞれだと思います。FPの業務について理解している人はかなり少ないのではないでしょうか。
具体的にFP(ファイナンシャルプランナー)の業務を見ていくことで、FPに対するイメージも固まっていくと思います。そこで、FPの業務について概観してみたいと思います。
FPの主な業務は、相談者の現状を分析した上で、長期的な視野にたち、問題の解決や相談者の生活設計や人生設計を実現するための、助言提案をしていくというものです。知識豊富で、能力のある人はFPの力を借りなくても、自分で家計の問題点を整理・改善したり、老後に向けた人生設計を構築することが出来るでしょう。
しかし、誰もが自分ひとりで人生プランを立てたり、資産運用をしたり出来るわけではありません。現在の日本ではそういう人はむしろ少数でしょう。そこで、FPが相談に乗り、適切な提案をする必要性が生まれてくるのです。豊富な知識をもとに、相談者である顧客のライフプラン実現のお手伝いをするのがFPの業務であり、役割なのです。