FP(ファイナンシャル・プランナー)の資格試験の学習方法
学習方法は、大きく分けると、自分で勉強する独学による学習法と予備校、資格学校、通信講座を受ける学習方法に分かれます。本や参考書を使っての独学は可能でしょうか?
級によって変わってくると思います。3級は独学が可能だと思います。2級以上とAFP・CFPでは独学が厳しくなってきます。独学で挑戦する場合でも、実技対策では、予備校や通信講座を利用するのが望ましいと思います。
独学の場合、予備校・資格学校、通信講座と比較して効率が悪いですし、途中で挫折しやすく、勉強の継続が難しいという欠点もあります。何らかの理由で予備校の講座や通信講座を受けられない人もいるとは思いますが、出来るなら予備校や通信講座を受けるのが理想だと思います。独学での勉強を否定するわけではありませんが、独学はかなり厳しいので、相当の覚悟を持って勉強に臨みましょう。金銭的な理由などから、どうしても独学を選ばなくてはならないような人でも、模擬試験や試験直前に行われる直前に行われる試験対策の講座などにはなるべく参加したほうがいいと思います。
勿論、予備校通いや通信講座にも欠点はあります。講義を聴いただけで勉強をした気になってしまうのです。予習、復習、自主学習も怠らないようにしましょう。特に復習はしっかりするようにしましょう。
なお、AFP資格を取るためには、日本FP協会が認定するAFP認定研修を修了することが必要です。AFP認定研修は、日本FP協会の認定教育機関で行われます。予備校には日本FP協会の認定教育機関になっているところもあります。AFP資格を目指す場合には、日本FP協会の認定教育機関になっている予備校等で勉強すると、AFP資格取得のための勉強とAFP認定研修が同時に受けられることになります。