FP(ファイナンシャル・プランナー)の予備校のメリット・デメリット
・予備校に通うメリット
最大のメリットは、勉強を継続しやすく、勉強のペースを立てられやすいということです。毎週決まった曜日の決まった時間に予備校に通い、講義にあわせて予習復習することで、勉強を継続しやすく、勉強のペースも安定します。予備校の講義が受験生を引っ張るペースメーカーの役割を果たしてくれるのです。特に、意思の弱い人や勉強を継続していく自信のない人には予備校が向いています。
予備校に通うメリットとして、同じくファイナンシャル・プランナーを志す仲間ができる機会が出来るということもあります。予備校の教室で隣に座った人と休憩時間に話したりして、知り合いになれる可能性があるのです。同じ志を持つ仲間やライバルができたほうが、勉強を継続しやすいのは言うまでもないでしょう。仲間と切磋琢磨したり、情報交換したりするのは励みにもなりますし、モチベーションの維持にもなります。 資格試験の勉強に孤独は大敵です。一人での勉強は出来る限り避けたいものです。
・予備校に通う場合のデメリット
決まった時間に通学時間を掛けて予備校に通わなくてはならず、時間的に制約が出来てしまうことが最大の欠点だと思います。仕事をもった社会人の場合、時間が限られているので、希望する講座を受講することが出来ない場合も少なくないでしょう。
しかし、現在では、予備校の受講形態はかなりフレキシブルで自由なものに変わってきました。予備校の講義のデメリットである時間的な制約は解消されつつあります。
通信講座のメリットは、時間的な制約がないことにあります。いつでもどこでも、送られてきたテキストで勉強できます。会社の昼休みや通勤通学の電車の中などで、カセットテープを聴きながら、勉強することも出来ます。時間の限られた受験生には、通信講座が合っていると思います。カセットテープを繰り返し聴けるのも通信講座のメリットでしょう。近くに予備校がない地域もあると思いますが、その場合は予備校の講座を受けたくても受けられません。どこに住んでいても受けられるのも通信講座のメリットです。
通信講座にもデメリットはあります。通信講座の場合、自分自身を律していかないと途中で飽きてしまったり挫折してしまうことが多いのは否定できないでしょう。これが通信講座の最大のデメリットです。予備校のように決まった日時に講義に出席しなくてはならない環境のほうが、勉強を継続しやすいのは間違いないです。
通信講座のメリットはいつでも勉強出来ることですが、いつでも勉強できるために、送られてくるカセットテープやプリントを後回しにして溜めてしまいがちです。カセットテープやプリントを溜めてしまうと、勉強がどんどん遅れてしまいますし、やる気も失せてしまいます。届いた教材をコンスタントにこなしていき、教材を溜めてしまわないようにしましょう。
なお、通信講座の新しい形態として、ウェプ上で講義を受ける通信講座が生まれました。たとえば、LEC東京リーガルマインドの「Web通信講座」があります。まだ受講できる講座は限られていますが、FPの講座も用意されています。詳しくは下記のページをご覧ください。
http://www.lec-jp.com/webschool/
無料体験も実施されています。